HACCP普及資材「手洗いマニュアル」など配布、新型コロナ対策にも

全肉連はHACCP「見える化」のためのツールとして「手洗いマニュアル」、「服装・身だしなみマニュアル」、「衛生管理はABCDEで！」の３種類のＡ３サイズのプラスチックボードを作成・配布しました。

とくに「手洗いマニュアル」は、残存ウイルスが１０万分の１程度に除去、２度洗いの推奨など手洗いの数値的効果にも言及。近年、食品衛生上問題とされているノロウイルス対策はもとより、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中、注目される普及資材となっています。

全肉連では、これまでも普段行っている５S（整理・整頓・清掃・清潔・習慣）、施設の衛生管理、手洗い、健康管理など一般衛生管理のチェックポイントを日々確認（見える化）できるチェックボード「HACCP憲章９ケ条」を作成・配布してきたところですが、今回こうした「見える化」の一環として、あらたに３種のマニュアルボード（普及資材）を作成したものです。

「手洗いマニュアル」では、効果的な手洗いの手順を紹介。「洗剤で10秒もみ洗い後、流水で15秒すすぎ」を2回繰り返すことで、残存ウイルスが数十万分の１に除去されるなど2度洗いが一層効果的であることを示しています。

「服装・身だしなみマニュアル」は、毛髪の混入など食品のクレーム要因対策の留意点をビジュアルに示しています。

「衛生管理はABCDEで！」のポスターでは、大きな事故の陰に、小さな事故や多くのヒヤリハットとの「ハインリッヒの法則」を念頭に、あたりまえのことをあたりまえのこととせず “CHECK＝確認・記録”するとの意味を込め、HACCPの基本でもある「日々の確認・記録」の重要性を訴える内容となっています。

各ボードは、下記からPDFファイルとしてダウンロードできますので、ダウンロードの上、印刷等して活用ください。またパウチにすることで水気の影響を防止できます

(手洗いマニュアル　PDF)	（身だしなみマニュアル　PDF）
（ABCDEポスター　PDF）	(チェックボード　PDF)

関係者各位

令和２年２月

牛肉の放射性物質自主検査の終了について
～令和２年４月１日から検査を終了します～

昨年３月、岩手県、宮城県、帰還困難区域を除く福島県、栃木県において生産される牛肉の安全性が評価されたため、原子力災害対策本部の定めたガイドラインに基づき、牛肉の出荷制限が解除されたことにより、すべての都道府県で牛肉の出荷制限がなくなりました。

※詳しくは以下の資料をご確認ください。

〈参考資料〉
『牛肉の放射性物質自主検査の終了について』のHP掲載用パンフレット
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食肉販売業向けと小規模な処理業向けの「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理のための手引書」が、

6月14日、厚生労働省のホームページに公開されました。

厚労省HPアドレス

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000179028_00003.html

手引書は、今回の衛生管理を「見える化」するポイントとして

「記録が重要である」ことをイメージした表紙デザインとしており、

その内容も、事業者の負担軽減とともに実効があがる取組を進めるため、

記録様式の簡素化など様々な工夫がされています。

手引書は、7月中に印刷・配布予定で、本会HP上にも

記録様式等をダウンロードできるよう準備中です。

全国食肉事業協同組合連合会（会長：河原光雄）は、JRAの助成を受け、平成30年度国産食肉理解醸成食育推進事業で制作したお肉の食育サイト「おにくらぶ」（https://www.ajmic.or.jp/oniclub）を、平成31年3月8日午前11時に公開いたしました。

お肉の食育サイト「おにくらぶ」について

お肉の食育サイト「おにくらぶ」は、全国食肉事業協同組合連合会のホームページ内に設置しており、トップページからアクセスできます。食肉による栄養摂取の重要性、食肉の種類や特徴、さらには家畜の誕生から安全な食肉として食卓にとどくまでをわかりやすく説明するとともに、命をいただくことの大切さや食への感謝にもふれた内容を展開しています。

本サイトには、今年度の制作物だけでなく、昨年度と来年度以降の制作物も掲載。「食育」に関するすべてのコンテンツをアーカイブ化することで、より多くの一般消費者に対してお肉の食育の理解醸成を図ることを目的にしています。

「おにくらぶ」のサイト名称は、お肉に込められている生産者の愛情やお肉を愛する生活の楽しさを感じさせる「LOVE」と、「クラブ」活動のスタイルで展開したサイトの意味が込められています。

昨年度開発したオリジナルキャラクターのお肉博士こと「鬼九大介博士」が、「おにくらぶ」をナビゲートします。

掲載内容は「クラブ活動」のスタイルで、こども向けコンテンツ3つとおとな向けコンテンツ4つを掲載。

来年度以降、新たな部活を追加することも可能な仕様にしています。

掲載内容

今年度の制作物

●クイズ部：小学校高学年以上を対象にした「お肉の食育クイズ」を掲載しています。
●たいそう部：幼児を対象に、歌や体操を通して食育を学ぶ「おにくらぶ たいそう」の映像を制作しました。

昨年度以前の制作物
●紙しばい部：昨年度に制作した児童向けデジタル紙芝居をご覧いただけます。
●映像学習部：昨年度に制作した成人消費者向けDVDをご覧いただけます。
●クッキング部：全肉連ホームページ掲載の「お料理検索」機能を掲載しました。
●読書部：各団体にご協力いただき、お肉の食育に関する読み物をご紹介しています。
◆お肉博士の部屋：各部の参加者を表彰する賞状が格納されています。

全4ジャンルから出題！クイズ部「おにクイズ」

消費者自らが能動的に食育への理解を深める工夫として、お肉の食育に関する情報をインタラクティブに楽しめるクイズを作成。クイズ部として展開しました。

今年度は、「食肉共通編」「牛肉編」「豚肉編」「鶏肉編」の全4ジャンルから計100問を制作。

クイズの対象は小学校高学年以上としながら、大人も「なるほど！」と思うような内容を掲載しています。

昨年度開発したオリジナルキャラクターのお肉博士こと「鬼九大介博士」が、「おにくらぶ」をナビゲートします。

クイズは、1問ごとに
解答画面、正誤画面、解説画面を展開。

全10問を解き終わると、総合結果画面へ。

全10問正解者は、お肉博士から祝福され、「お肉博士ジュニア認定証」が表示されます。

歌と体操で、幼児にお肉の食育を訴求！たいそう部「おにくらぶ たいそう」。

食生活の習慣を形成する早期段階から国産食肉の理解醸成を図るため、幼児を対象に、お肉の食育をテーマにしたオリジナルソングと振付による「おにくらぶ たいそう」を開発。活用用途の汎用性を高めるため、サイト掲載のほか、DVDも制作・配布しています。

幼児が親しみやすいよう、牛、豚、鶏に扮したダンサーが、楽しく体操を展開。

サイトには、映像のほか、歌詞や振付も掲載しています。

イベントでの活用はもちろんのこと、教育施設やご家庭などでも、幅広くお楽しみいただけます。

サイト公開時には、本紙掲載の「クイズ部」や「たいそう部」のほか、4つの部が展開されています。来年度以降、コンテンツのさらなる充実を図る予定です。

アクセス方法と推奨閲覧環境

サイトのロゴマークを通して、今後さまざまなツールでサイトの訴求を予定しています。

※本サイトは3月8日11時に公開です。公開直後は検索表示されない可能性がございますので、QRコードおよびURLをご利用ください。